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篤姫縁の地へ

010900371_2 「テーマのある旅」のパンフ案内に誘われ、篤姫ゆかりの地のコースに申し込んでみる。旧南多摩郡部に当たる八王子、立川から拾って貰い、江戸東京博、浜御殿、薩摩上屋敷、増上寺、江戸城、一橋邸と一回りする1日コースである。

殆ど、既に廻ったコースであるが、新たな出会いを求め、大河を背景に改めて見直すのも良いのかなと思いつつ、問い合わせしてみた。しかし、平日含めて、パンフで案内された2月20、23日は既に満杯で締め切り、特別に追加した27日に何とか滑り込む。

未だ1カ月先、平日なら軽く取れると思ったが、とんでもなく読みは甘かった。旧郡部からも熱狂的なフアンが篤姫、江戸登城に併せしっかり、見ておきたいという事なのであろうか、こんなツアーに迄影響しているとは驚きである。

写真は何時も閉まっており非公開の増上寺の霊廟であるが、その塀の内側のベールに包まれた世界も今回特別に見られるようで、楽しみの一つである。昨年暮れの東京国立博物館の「大徳川展」の御三家の至宝の巡り合わせとも、含め、徳川さんのイベントラッシュが続いている。

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撥ねる篤姫

Image11 如何にも強情・傲慢の斎興の長年居座り続けた藩主の跡目争いに側室のお由羅とその子の久光一派と成彬派の内紛抗争をお由羅騒動と言われるが、同じ藩内で起きた事件はすざましい。成彬の後継ぎ妨害に暗い噂が流れる中で成彬の子供が次々に早死し、此れは一派の仕業と怒り、成彬派が重臣殺害計画するも、未遂のまま発覚してしまう。その首謀者達の50名余りは切腹、磔刑など凄惨な極刑が行われたようである。

抗争に血が騒ぎ、熱くなる薩摩のエネルギーは戊辰以降も西南戦争に引き継がれるのか、このお由羅騒動が既にその兆候を端的に表してもいるようだ。その連座した大久保も蟄居の身となり、拘束されるが、お忍びに訪れる篤姫と下級武士達との出会いが生まれていく。制作者の意図もあるのか、下級武士から見た身分の違いから、上下関係の規範の厳しさが、画面を通してしっかり伝わって来る。

結局世継ぎは成彬に落着し、この騒動は収束し、斎興は隠居を言い告げられ、苦虫被った表情で受け取る。 その藩主と言う大きなステータスを交替を告げる、 無言の証文に"茶器"が使われるとは初めて知った。

そんな武家社会の上下関係から、下級武士として、あの大久保のおかみさんが、逆境の中でも下級武士としてしっかり、誇りを持っていると、篤姫に告げるシーンは今回の山であったか、何とも熱く、じーんとくる。

そんな教訓めいた体験に、お姫様は慎ましく成長していくが、一方ではいたずら心は衰えず、最後の奔放な姿は微笑ましく笑わせた。

ようこそ幕末の世界へ

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篤姫に惹かれる

St02_031_2 本州最南端、位置的に離れていることもあって、ちょっと遠い存在。しかし幕末から維新で新生日本を担う、一藩の薩摩藩である。今回大河「篤姫」を通じて、幕末の薩摩の世界に光が当てられ、薩摩側から見た幕末の世界がどうであったか、主役の篤姫を通じて、展開する物語にはまりそうである。

既にもう2回、財政逼迫に喘ぎ、年貢が農民に重くのしかかり、琉球密貿易、贋金造りと、色々表、裏を使いながら、御家存亡にかける。

その裏の部分が幕府に発覚し、島津家老「調所」が責任を負って、毒で自殺する。幕末末期では殆ど、力を失ってしまった幕府であるが、未だこの時期は徳川老中の阿部正弘に代表されるように、未だ未だ権勢を誇っていたんだろうなあ~と思ってしまう。大河では久しぶりの平幹二郎の渋さと懐の深い演技が早くも居なくなってしまうのが、実に淋しい。

財政圧迫、薩摩内紛など次々に起きる事件の中で武家社会の厳しさを目の辺りにしながら、奔放に生き抜く姿が、物語の骨になっていく様で、中々面白い。

14代将軍家定に嫁ぐが、既に病弱で奇行を演じているのがあの堺雅人であるが、ぱっと直感的に見ると、未だ未だ「山南啓助」になってしまうのはあの新選組の山南さんが亡くなる鮮烈なイメージが抜けきれないからであろうか・・・。(笑い)しかし、この家定も不幸にして直ぐ亡くなってしまう。

ともかく、1年間のロングラン、篤姫をモニター前でまた追いかけることになりそうである。

下のサイトも幕末案内しております。

ようこそ幕末の世界へ

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天と地と

Image111 正月気分が未だ抜けきらない日曜日、某国営放送の「篤姫」、某民放の「天と地と」の時代劇シリーズに長時間TVの前に貼りついてしまった。「風林火山」を敢えて意識して、ぶっつけたのか「天と地と」は武田信玄の対局座にある謎めいた人物の上杉謙信に光を当て、終局的には川中島の決戦までどう展開されるのか、ドラマの展開を追ってしまった。

「風林火山」では主役の軍師山本勘助は歴史家加来耕三さん曰く、山本姓が武田配下の武将として居たかもしれないが、軍師としての所在は疑問視されているが、再び独眼竜の姿でちょこっと現れるのも面白い。

最終的な川中島決戦、武田、上杉両軍相まみえ戦い、両軍多数の犠牲の中で両雄あい譲らず、決着付かぬまま歴史的な対決は終わったと、頭の中では整理していたが、上杉軍の騎馬部隊が武田軍を粉砕、蹂躙し、得意満面で上杉謙信が捨てぜりふを残して消えて行くシーンは、ヒーロ化した主役の肩入れをしたかったのか、不自然にも映った。

戦国時代に疎い聴取者にはドラマの合間に歴史事実や場所の解説などのナレーションはドラマを通じて歴史を知る格好の機会であり、大事な脇役でもある。大河を見て埋もれた歴史遺産に光が当てられ、セリフに出て来ない歴史の流れが明らかにされ、物語も判り易くなる。そんな役割を持っているのが「風林火山」であったのかと両ドラマ見て改めて思い知らされた。

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