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撥ねる篤姫

Image11 如何にも強情・傲慢の斎興の長年居座り続けた藩主の跡目争いに側室のお由羅とその子の久光一派と成彬派の内紛抗争をお由羅騒動と言われるが、同じ藩内で起きた事件はすざましい。成彬の後継ぎ妨害に暗い噂が流れる中で成彬の子供が次々に早死し、此れは一派の仕業と怒り、成彬派が重臣殺害計画するも、未遂のまま発覚してしまう。その首謀者達の50名余りは切腹、磔刑など凄惨な極刑が行われたようである。

抗争に血が騒ぎ、熱くなる薩摩のエネルギーは戊辰以降も西南戦争に引き継がれるのか、このお由羅騒動が既にその兆候を端的に表してもいるようだ。その連座した大久保も蟄居の身となり、拘束されるが、お忍びに訪れる篤姫と下級武士達との出会いが生まれていく。制作者の意図もあるのか、下級武士から見た身分の違いから、上下関係の規範の厳しさが、画面を通してしっかり伝わって来る。

結局世継ぎは成彬に落着し、この騒動は収束し、斎興は隠居を言い告げられ、苦虫被った表情で受け取る。 その藩主と言う大きなステータスを交替を告げる、 無言の証文に"茶器"が使われるとは初めて知った。

そんな武家社会の上下関係から、下級武士として、あの大久保のおかみさんが、逆境の中でも下級武士としてしっかり、誇りを持っていると、篤姫に告げるシーンは今回の山であったか、何とも熱く、じーんとくる。

そんな教訓めいた体験に、お姫様は慎ましく成長していくが、一方ではいたずら心は衰えず、最後の奔放な姿は微笑ましく笑わせた。

ようこそ幕末の世界へ

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21、篤姫」カテゴリの記事

コメント

 「篤姫」3回目の視聴率も良かったようで喜んでいます。右肩上がりのようです。
 
 「篤姫」三回目はお由羅騒動 。罪を受け、謹慎中の利通が顔中ヒゲだらけで出てきますが、ヒゲの印象が強い利通。ヒゲ顔になったのは、この辺からなのかな、と
ふと想像しました。

 それと、最後の篤姫のコントのようなシ-ン。私的には、いらないと思いました。
 厳しい内容の中に、明るさも欲しいと
意図したのかもしれませんが、私はあくまで
厳しさを貫いて欲しかったと感じました。

 他のサイトの書き込みなんかでは、大奥編になったらもっと視聴率が上がるだろう、とか書かれていますが、そんな事ではない、私はこの番組をノンフィクションとしてとらえて欲しいと思っています。自分たちとは無関係ではない,ということです。
 こういう歴史があって、われわれは存在している、と。

 また、真野響子(まやきょうこ)さんが出演していました。彼女が初めてテレビに出始めた時、私はこんなに上品で綺麗な人がいるんだと思って、一目で気になる存在の女優さんになりました。
 実生活では、柴俊夫さんの奥様ですね。

投稿: 鳴門舟 | 2008年1月21日 (月) 13時55分

はじめまして、この場をお借りしまして紹介したい幕末ファングッズがあります。
先日、東京神田にある「時代屋」という店を訪れた際、幕末の志士たちトランプを発見しました。内容は53名の写真・プロフィール・人物像にいたる濃いものです。ちなみジョーカーはぺりー提督。なかなかの物と感心しました。

投稿: マツウラ | 2008年1月24日 (木) 15時48分

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