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八王子城を目指せ

車の免許証の更新で八王子警察に向かい手続きは簡単に済む。高尾と西八王子の中間にあり、その背後に多摩御陵と八王子城址が控える。こんな時にしか行けないと、八王子城址に向かう。城址に向かう前に北条氏照の墓へ寄り、その道すがら北条家の家来の末裔が住んでおられる「八王子城址歴史資料館」に寄る。

Img_15071 居室の一部を資料館に当てられ、氏照が使われた鎧、弓隊の鎧、果ては千人同心の鎧から、戦闘道具から装備品がそれこそ、所狭しとぎっしり陳列されている。先祖伝来からの物、先祖が集めたものなど、先代から個人的な資料館として維持運営されている。これ程の歴史的な遺品が身の丈の高さで見られるとは思ってもよらず、一級品的な宝物の前で思わず絶句してしまった。因みに入館料350円、お一人で維持されており、当日もお出かけになるところ、時間を割いて頂き、見学させていただいた。

八王子城址は戦国時代末期小田原城主北条氏康の子氏照が関東の西の守として八王子城を築いた。しかし天正18年(1590)豊臣秀吉の関東征伐で猛攻にあい、わずか1日で落城した。北条方3~4000に対し、豊臣側はその3倍の15、000と圧倒的な数で殲滅させたと言われている。そのあちこちに遺構を残し、400年以上立った今、一部の復元が行われている。Img_15311 その一部が御主殿に渡るため城山川にかけられた曳橋である。当時の橋の台部が残されているだけで、どのような橋であったか解らないが、戦国時代風にデザインし掛けられている。血で染まったと言われる滝壺と言い、戦国ロマンをたっぷり味わうことができる。

但し、季節柄もう、"まむし"の出没時期であるようで、あちこちに注意看板が張り出されてあった。案の定、この曳橋の土台部分で1m近くのものに遭遇、敵はあわてて、大石の隙間に逃げてしまった。

平坦部だけで引き揚げれば良かったが、此処まで来てはと、恐る恐る445mの八王子城山まで登り、途中の戦場跡を辿り神社までいった。草深い獣道に再び 、"まむし"と2度目の遭遇、肝を冷やしたが敵も鎌首をもたげながらも、直ぐに草むらに忍びこんでしまった。「おのれ!!妖怪め~と思ったが、内心早く逃げろよ」と草深い山道で足すくみ貼りついてしまった。400年前の戦国武将の落ち武者の化身か、山全体が湿気を帯び、蛇の巣窟のようで、不気味な戦跡歩きであった。

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