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井伊大老討たれる

Image111_2 桜田門外の変で、とうとう井伊大老が討たれる。当ブログで紹介した有村雄助、治左衛門の兄弟がドラマでも襲撃前、薩摩藩が精忠組の立ち上げ時の集団に字幕付きでちらりと登場しており、そのシーンはしっかりと見ておいた。

さて、その井伊大老も体制維持のために弾圧をやらざるを得ないとする、使命感で安政の大獄を徹底的にやった。おかれた背景の中で天下の非難は彼一人に集中しているが、果断にやりとげたことに評価する人も居る。

その井伊大老の墓と 井伊の大名行列で居合わせた供揃で犠牲となった8人の「桜田受難八士」の碑が豪徳寺にある。

一方では長州藩が百姓から買い上げ「長州山」と称され抱屋敷を建て、後に現在の「松陰神社」がある。安政の大獄で犠牲となった吉田松陰や頼三樹三郎が回向院に葬られた遺骨をここに回葬され「松陰神社」となった。「禁門の変」などで墓が破壊されるなど佐幕、倒幕など時の流れの中で墓も時の運命と共にした。

その豪徳寺も松陰神社も旧玉電(現田園都市線世田谷線)の沿線にある。また都心では大変珍しい茅葺き屋根の代官屋敷も同線の沿線にあるが、この代官屋敷も彦根藩世田谷領として、井伊大老の影響を色濃く残した屋敷である。

この沿線に正に佐幕、倒幕の姿がそのまま残されているようで、何度か訪れた場所の一つである。当サイトで以下で紹介している。

旧玉電に幕末史を歩く

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22、井伊直弼」カテゴリの記事

コメント

 いつも詳しい解説有難うございます。
さて福田首相の話題からですが、世間は
支持率も低く評判は良くないようですが、私は良くやっていると思っています。
 問題は代わりに首相をやれる人材がいるかという事です。小池百合子なんて名前が上がっていますが、全くばかげています。
 
 幕末の人物について、私は善悪というのではなく、それぞれに目的を持って物事を押し進めていたと考えたいと思っています。
 それで行くと、井伊も日本で初めて米国と
条約を結んだ人物と評価される事になります。
 松蔭は好きな人物なので安政の大獄は非常に残念ですが、多くの有為な人物を育てましたので、30年の人生何倍もの価値があったと思います。
 あと有村俊斎、「海江田信義(武次)の幕末維新」という本を持っていますが、本の中の像、写真でしょうか、を見ると小柄であったらしいですが、がっしりとしていて眼光するどく
生麦事件で外人に斬り付けたさまが想像されるようです。
 最後に、「篤姫」に勝が初登場。
隣に木村摂津守がいましたが、木村も
私の好きな人物、なのでテレビの表現が気になりました。
 木村は咸臨丸の到着地サンフランシスコでは貴人と称された人物、勝はずっと船酔いでしたね。もっと風格のある人物に描いて欲しかったです。
 

投稿: 鳴門舟 | 2008年8月12日 (火) 03時21分

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