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歩け歩け湯島・本郷

Yusima104 写真は湯島聖堂

風香り、草花が咲き乱れ歩くのは気持ちの良い季節を迎えた。
お茶の水を起点に北側を神田~本郷方面を歩いてみた。江戸下町の文化が息づいており、起伏に富んだ地形から、清水坂、無縁坂、暗闇坂とかそれぞれ歴史を背負った背景から生れている。
そもそも、此処を行きたいと思ったのは司馬遼太郎作品の「街道を行く」から「本所深川散歩、 神田界隈」「本郷界隈」で歩んだ所を、司馬遼の独特の豊かな表現力で紹介しており其処をつまみ食いしながら、歩ける範囲で歩いてみた。
聖橋から、かっては風光明媚な神田川沿いも汚染され、川面をモータボートで川上に向かう姿にしばし目を奪われた。

学問に縁の地として孔子の教えを原点とした湯島聖堂や文道の祖と仰ぐ菅原道真公の湯島天満宮、更に巨大な壁画を掲げ医学を志す医科歯科大学など何故か、教育の歴史が集中するような場所としており、東京大学の広大な敷地を近くにあるのも、成るほどと思われる。

お茶の水から湯島天満宮まで、かなりの距離を真っ直ぐ繋いでいるのも、後で開発されたようで、方向音痴の拝にも迷わず道案内してくれる。
学問の神があれば、江戸っ子下町の気風がそのまま残される神田明神が近くにある。飾られた神輿を見ただけで何とも三社祭の熱気が伝わってくる。
湯島天満宮の高台を起点に下ると池之端の旧岩崎邸に出る。三菱財閥を生んだ岩崎弥太郎が残した広大な敷地と其処に残った和館・洋館の明治の息吹きをたっぷり、味わえる。戦後の混乱時期に米ソの冷戦がスパイ事件を繰り広げられたキャノン機関などミステリアスな事件が生生しく、残され話題に事欠かない。

Yusima702 写真は赤門

その岩崎邸の外周部の無縁坂を辿り、東大の赤門に目指す。無縁坂はご承知の通り、森鴎外の作品「雁(がん)」のモデルに成った場所であり、壁は変わるも、その雰囲気をたっぷり確かめる事が出来る。
広い東大の敷地のステータス赤門に辿り着く、もと加賀金沢前田家の朱塗りの門は重要文化財にするだけあって、見応えのある薬医門である。
東大の敷地を北に突っ切って、改めてそのバカでかさに驚き、ようやく外部に出られる。敷地の外周部の暗闇坂を下って、不忍池へ目指す、タフなコースである。

地図とそれぞれの写真は此処で紹介している。湯島、本郷界隈

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08、江戸城とその周辺」カテゴリの記事

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