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明治神宮から絵画館へ

関東地方も前触れも無く、一方的な梅雨明け宣言
日中、35、6℃の猛烈な暑さの世界に、流石ナメクジのような日陰者にはこの暑さは体に応える。
19日(日)市内観光を約2カ月前に引き受けたが、この暑さは想定外であった。本番当日、クラクラ前かがりで倒れたらみっともなく、敢えて日射しの洗礼を受け、本番前の練習を代々木駅から、明治神宮へ、更に聖徳記念絵画館へと歩いてみた。

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ガンガン冷房の効いた電車の中から代々木駅前の雑踏の世界、お天道様は容赦なく襲いかかりむせ返る暑さは半端ではない。北参道から、樹木で覆い尽くされた神宮の社のなか、砂利で敷きつめられた道をザクザク音をたて本殿に向かうが、木陰の自然の中、気分的に涼しい。
本殿へ到達、湧き出るお清め水に、口に含み、既にヒートアップした体に何よりの涼気であった。
こんなくそ暑い日に関わらず、欧州系から中国、韓国系の圧倒的に多い外国人の数に驚く。神格化された明治天皇をまつる、この森厳な独特の世界は日本の特異な文化として、観光のメッカの一つであろう。本殿に置かれる案内パンフレットに英語、中国語、韓国語、日本語と多種に渡り置かれ、国際的な観光拠点と思い知らされる。
社殿で御参りし、心清らかに、文化館・宝物展示室へ行く、遺品、工芸品、絵画、刀剣などあったが、差程、心に響く物はなかった。
併設されてるレストランでビールの姿になびき、思い切り喉を潤し、その一時は最高の気分であったが、それ以降の歩きには余計に熱くなってしまい灼熱地獄の世界に入った。余力を振り絞り体に、笞を入れ、明治神宮から、千駄ヶ谷の国立能楽堂の脇を通り、千駄ヶ谷徳川屋敷跡を確かめ、国立競技場の脇を通り、漸く聖徳記念絵画館に到着する。

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明治天皇の誕生から大葬に至る80点の縦3m、横2.7mの巨大な日本画、洋画の世界に幕末の足跡を含め新生日本を辿る、一大歴史絵巻物を見ることができた。
「大政奉還」「鳥羽伏見の戦い」「江戸開城談判」など、お馴染みの画題をじっくり見る事ができた。
もう一つ、徳川邸おもいで話「花葵」で登場する川村清雄の作品「振天府(しんてんふ)」を見たかった。川村家は代々幕臣の一人、清雄は海外で才を磨き、馴染みの徳川家達、天璋院、家茂、慶喜の肖像を残している。
「振天府」は日清戦争の戦利品と吹上御苑に用意した陳列庫「振天府」と幻想的な戦場の世界描かれている。

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館内は暑い空気は淀み、吹き出る汗の中、まさに我慢大会のようであったが、熱心な来館者が僅か訪れる中、巨大な歴史物語絵巻物語に見入る事が出来た。
一巡後、中央広間の巨大な空間吹き抜けの作りに感動し、石段の玄関口は爽やかな風にほっとさせられた。

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09、四谷・千駄ヶ谷歴史散策」カテゴリの記事

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