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久しぶりの「近藤勇談話会」

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近藤勇生家の10代目宮川豊治さんが自ら主催される「近藤勇談話会」もお身内のご不幸などあって、暫く休会であった。
そんな折りに宮川豊治さんから談話会の案内があり、調布文化会館に出かけた。宮川豊治さん、弟の宮川清蔵三さんはじめ何年振りであろうか?懐かしい顔ぶれとの暫く振りの再会であった。
宮川豊治さんから、叔父さんに当たる勇五郎からの「勇の処刑に関わる」話しなど熱弁を振るわれた。
身内であるだけに、どうしても伝え置きたいと色々な話しの中に、特別な響きが伝わってくる。細かい説明内容はともかく、時の経過と共に抗し難い、重い事実も散見された。

①「戊辰60年の繰り返しの因縁で色々の事実が発見される」
<宗門人別帳の紹介の中で>
『龍源寺が宗門人別帳に載っている。弘化4年(1847) 百姓源次郎、孫として勝五郎14歳。天保9年勝五郎5歳孫とされている。昭和63年上石原の中村家から発見されている。昭和3年が慶応4年の戊辰の役から数えて1回目の60年目に相当し、子母澤寛が新選組始末記を発行した。昭和63年は戊辰から数えて、2回目の120年に相当、勇の名前が勝五郎にまちげないと発表された。60年目の繰り返しに変な因縁がある。
勇伍郎の没年は83歳で私(豊治さん)は2歳も越えてしまった。もう3回目を迎えるのは不可能である』
熱弁の中でも時折、聞き取り難いこともあったが、既に85歳の御高齢にあることに無理のないこと、むしろ大衆前に熱弁振るう元気さに頭がさがる。しかし、何時まで続けられるやら心配もある。

②「談話会休会中の事実」
時の経過はお仲間の一人「近藤勇と新選組の会」会長 土方貢氏も昨年逝去され、残念な旨紹介された。
土方貢氏は勇を愛し、「多摩に勇ありき」で以下のように尽力された。
勇の座像は、近藤勇没後130年の記念事業に「近藤勇と新選組の会」が、平成13年10月8日に建立したもの。
新選組本ではお目にかかれない、勇の略歴を背景に地元ならではの幕末の調布の紹介した「幕末・多摩と近藤勇」を著述された。
個人的には談話会で土方貢さんとお会いし、モダンな出立姿のスナップ写真を撮ってお送りし、丁寧なご挨拶を頂いた。
そのうちに杯を交わし、勇を背景に深大寺や天然理心流門下であった名家田辺家など調布の蘊蓄をお聞きすることも、約束されたが、遂に叶わぬことになってしまった。
謹んで土方会長のご冥福をお祈りする。

などなど、欠落した会合の中で、身の回りで色々なことが起きていることに、驚きと、さみしさと複雑な気持ちの集まりでもあった。僣越ながら、戦友を失う中で、勇の貴重な生き証人。何時までも頑張って、新選組を語り継いで頂きたい。

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05、新選組」カテゴリの記事

コメント

御無沙汰しております。

「近藤勇と新選組の会」の 土方貢さんが亡くなられたのですね。知りませんでした。
ず~っと以前にこの会に身を置いていた時期がありまして、土方さんはロマンスグレーの紳士だった記憶があります。ご冥福をおいのりいたします。
宮川豊治さんはお元気なようで、何よりでございます。

投稿: ねこ江戸 | 2010年8月10日 (火) 12時21分

お久しぶり、暑さでバテバテです
談話会も閉会気味でしたが、宮川さんの顔見せ興行で懐かしい顔を伺いました。
その時、ぽつりと土方さんのお話がありました。周りがどんどん失っていくと淋しいとも仰られていました。
4月25日に板橋の寿徳寺で、「近藤勇143回忌 新撰組諸隊士供養祭」があったようで、その時に勇五郎の話しをしたかったようですが、時間制約で出来ず、ご当人も溜まっていたようで急遽談話会を開いた感じでした。
でも、流石、衰えは隠せませんでした。
龍馬と勇との対決?本当にあったのかと思いつつ、段々核心に触れ、龍馬に夢中になってみています

投稿: 隠れ新八 | 2010年8月17日 (火) 16時28分

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新選組に興味があるというより、幕末全体に興味があるって感じです [続きを読む]

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