« 「新選組のふるさと・日野を歩く」 | トップページ | 函館戦役を巡る旅「榎本艦隊上陸地」 »

竜馬・おりょうが奏でる唄

Oryou401

後何カ月、後何日、終わるぞ~終わるぞ~
前宣伝もあったが、最後のシーンでポテンシアルを上げていく制作意図に載せられ、しっかり見てしまった。
亡くなる寸前まで陽気で明るく振る舞う竜馬が近江屋で竜馬と中岡が暗殺される凄惨なシーンはどんな形ででドラマは終わってしまったのか、甚だ興味があったが、"明"から一気に"暗"にその落差が自然に涙腺を緩め、"うるうる"させる所なのであろうか、福山雅治のもって生まれたキャラクターと見事な演技であった。

「よう来てくれた。会いたかったぜよ。今この時を大切に生きとおせ。頼んだぜ 日本の未来 おんしに。龍馬」
というメッセージが書かれ、二人が温かく迎えてくれるのが横須賀大津の信楽寺である。

台の上に繊細な木彫りの「龍馬」と「おりょう」の二人が座敷の上に仲良く並んで 座っている。
二人の前には楽譜台と脇には見慣れぬ楽器が据えられ、今にも二人の唄がかなでられるように、生き生きとした姿が目に映る。
見慣れぬ楽器は何であろう?。その姿は琵琶に似ているが、清国伝来の弦楽器「月琴(げっきん)」である。
弦をはじくと、琵琶に似ているが、やや高く甘い音色がすると言われている。
「龍馬」が長崎に居るころ、聞き慣れない音色に、取りつかれ、好奇心旺盛な「龍馬」は唐物屋に飛び込み、正に衝動的に買い求めた。長崎から「おりょう」のもとへ、「龍馬」が最初に贈ったのが、この「月琴(再現品」である。

東奔西走する「竜馬」は「おりょう」の前に居るのは束の間であり、せめてこの「月琴」が「竜馬」の身代わりと思って抱き、唄って欲しい。しかし、そんな願いも叶わぬまま、 「おりょう」の前から消えてしまった。

そんな二人の絆、「月琴」の音に併せて高らかに唄う「おりょう」の姿に心打たれ、此処信楽寺から立ち去り難かった。
以来、その音はどんな音か、またそれに併せて「おりょう」がどう歌うのか、気になった。
果せるかなドラマの最終回でその演じる姿が歌の響きが、ああ~これなのかと、テレビの前で聞き耳を立てた。

信楽寺で手招きされるまま、近くに寄ってみる。幽玄な世界、二人の前に一緒に座り、仲睦まじい二人に当てられながらも、その姿を一人じめしてしまった。長崎、下関以来の再会が此処、二人の念願が叶い、ここ信楽寺で実現したのである。

「龍馬」の駆けめぐる姿を追っかけ、最後は「おりょう」との隣あわせる姿に終着点までたどり着くことが出来た

その信楽寺はこんな所にあります。竜馬の妻おりょう

|

« 「新選組のふるさと・日野を歩く」 | トップページ | 函館戦役を巡る旅「榎本艦隊上陸地」 »

19、坂本竜馬」カテゴリの記事

コメント

龍馬伝、遂に終わってしまいました。
お龍さんの弾く月琴が悲しみを誘いましたよね。

月琴ですが、実はかなり前の段階で龍馬伝では出てきているのです。
お龍さんと龍馬が出会ったあたりのシーンで、龍馬がお龍さんの家へ行って、月琴を見つけて弾くというものです。
歴史的には、お龍が下関で習ったというのが通説ですが、龍馬伝では龍馬と出会ったときに既に弾いていたようです。
その月琴を、吹き替え無しで見事に弾いた福山龍馬には感心致しました。(お龍さんは吹き替え)

お龍さんの御墓へはまだ行ったことがありませんが、もう少しほとぼりが冷めたら是非出かけてみたいと思います。

投稿: ねこ江戸 | 2010年12月 1日 (水) 17時05分

竜馬伝、とうとう終わってしまいました。
幕末の流れで一見、大筋は乗っているように見せて内容はフィクションだらけに、番組の人気作りのためと、思われかなり荒っぽい感じがどうしても気になります。
新選組の扱いも、人切り集団に変わってしまったようでかなり乱暴な姿だけが、植えつけられました。
まあ、そんなことがあっても、幕末ものが終わってしまい、暫くは寂しい限りです

投稿: 隠れ新八 | 2010年12月 6日 (月) 18時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 竜馬・おりょうが奏でる唄:

« 「新選組のふるさと・日野を歩く」 | トップページ | 函館戦役を巡る旅「榎本艦隊上陸地」 »