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中国歴女を迎える

            <本陣入り口、中庭にて>

01110012東シナ海での中国軍艦による領海侵犯や、中国軍機が自衛隊機への攻撃、中国はここ数か月間、日本に対して極めて威嚇的な行為を繰り返すようになった。
国内では人権派弁護士の大量拘束や、メディア関係者への締め付け、中国国内の知識人の間には重苦しい空気が垂れこめている。
国のトップ、周金平の席巻欲、傲慢さから、きな臭い背景にある同国の影響が、嫌がおうでも降りかかってくる。

それはさておき、何時もの様に本陣で来館者を迎えていた。
平日、しかも朝からの雨は午前中一杯、続いており、何時もの通り、寂しい午前中であった。

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そんな中、一人の若い女性が入館した。
その出立から、一日本人と思い込んでいたが、日本語は十分判らないと言う話しに初めて中国人と判った。
通常の会話は殆ど違和感なく、進められるが、判らないと額にしわを寄せ、言葉の前後から一生懸命理解しようとする様子が判る。
会話に事欠かないレベルではあるが、異国の地へ女子の一人旅、それがコアーな日野へ土方歳三や近藤勇がの新選組を追う姿に驚いってしまった。ん~ん、歳三も、最早、海を越えて大陸にも伝わっていることに、これも垣根のない情報の文化なのだろうか・・・。

その背景はアニメであろうか、それとも書籍からであろうか、既に植えつけられたイメージを自分の目で確かめ、重ねることで、目に映るものに、感動している様子であった。
他にお客も居なかったこともあって、建物はたちまち、遥々中国から来られた女性ワールドの世界に、なってしまう。

建物を巡りながら、何時ものように、土方歳三や、函館から来た市村鉄之介の話しに、目を輝かし、聞き入る姿は平時の新選組フアンと全く大差ない。
歳三が寝てしまった式台付きの玄関で、彼女自身をスマホに撮ってやったり、色々のお土産が出来たようであった。

日本古来の和室の文化で十分堪能してもらったが、折角だから中国との関わりに何か繋がるものはないか、一生懸命模索してみた。
屋内ではないが式台の天井部分の『火除けの飾り物』が思いついた。

                  <式台の天井部の飾りもの>
Img_5028111111

鳳凰(ほうおう)は古来中国で尊ばれれた瑞鳥
竹実を食い、れい泉を飲み現れる。
元々の生まれは一緒だが、後世、日中独自のデザインに変わっている。
現代の中国では一般に、頭はキンケイ、オシドリ、孔雀、など鳥の合成体に対し日本では一般に、容姿は前部が麟、後部が鹿、頸は蛇、背は亀、頷(あご)は燕、嘴は鶏、尾は魚であるとされる動物の合成体になっている。

このように元々の生まれは一緒であり、、こんな所に繋がっている。かなり風化しているが火除けの守り神として、飾られていることに、頷き、一生懸命、画像に収めていた

上海の大学3年生、中国も学歴偏重の世界、将来は医者に成りたいと、さらりと言って のける当たり、図抜けた才覚の持ち主と思われる。
初めて訪れる異国の地に何とか使いこなす会話を背景に一人で行動できる凄さに驚かされる。、これからモノレールに乗って石田寺へ向かうと言われた。
こちらも調子にのって 、時折、中国語、『没有(meiyou)』(日本語の『無い、無し』)を挟み、連発、何とか親近感を持たしたが、笑って受けてくれた。
また此処で会えれば、嬉しいと、見送った。

新聞、TVなど限られたメデイアから伝わる情報の中、冒頭の中国人に対する、先入観はどうしても偏ってしまい、悪い面ばかりが伝わってくるが、中にはこんな人も居ることを認識させられた。

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